[試乗] 2015 GIANT DEFY ADVANCED 2
2015 GIANT DEFY ADVANCED 2
(公式サイトはこちら)
GIANTのエンデュランス系カーボンロード
メインコンポ:Shimano 105
ブレーキ:機械式ディスクブレーキ TRP SPYRE AL
D-FUSEシートポスト搭載
重量:8.9kg (Mサイズ480mm)
定価:¥195,000 (税抜)
ジテツウ、街乗り・ポタ用にエンデュランス系のエントリーモデルが
気になり、GIANTストアで試乗させてもらいました。
試乗条件
フラペ、平坦・低速中心(Maxでも28km/h程度)で15分
サイズ
身長174cm/股下82cmでMサイズ(トップチューブ長545mm)
公式サイトのジオメトリでGIANTならSサイズだと思っていましたが、
意外とMサイズでもハンドルは遠くない。
このゆったりな乗り味なら、Mサイズで正解かも。
乗り味
自分が乗っているFELT F85とCannondale Supersix Evoと比べると
アップライトすぎてロードバイクに乗っている気がしない^^;
乗り味はゆったりまったり、大船に乗ったような安心感があり
とにかく乗り心地がいい。
大きめのギャップでもゴンッとこないのは、F85やEVOにない感覚。
ネットの記事なんかではシートステーやD-FUSEなシートポストに
フォーカスが当たっている気がしますが、フォークもかなりよさそう。
ただ、踏んだときのビュンッ!という気持ちいい加速感や反応のよさはない。
登り(といっても土手下→上ですが)も、
Evoのような力がダイレクトに推進力になるような感じはない。
ロードだけど、乗り心地のよさに全降りでママチャリの延長のような快適さ。
ディスクブレーキ
エンデュランス系を中心に増えてきているディスクブレーキ。
このバイクにもTRP SPYRE ALという機械式のものが搭載されています。
下りや高速での走行はしていませんが、明らかに105(5700)より効く。
とは言え、クロスバイクのVブレーキほど急激な制動ではないので、
勢い余って前転してしまうような危険はないと思います。
アルテ(6800)と比べても制動力自体はやや上だと思いますが、
コントロールやブレーキを掛けたときのフィーリングは、アルテの方が好みかな。
たまに金属の擦れるような音がするのが、ちょっと気になりました。
ちょっと使ってみての好みは、
アルテ > 紐ディスク > 105 といった感じでしょうか。
105のブレーキより安心感があるので、街中のライドや手の小さな人にはよさそう。
評価
物足りなさはあるから1台なら選ばないけど、使い分けで通勤やポタにはすごくいい。
ロードバイクに興味があるけど、前傾姿勢に不安がある人にもお勧めできる。
★★★☆☆