Patagonia Powder Bowl Jacket (2021)
Patagonia PowderBowl Jacket
パタゴニア パウダーボウル・ジャケット
スキーウェアのインプレ第3弾は、パタゴニアのパウダーボウル・ジャケット。
パウダーボウル・ジャケットについて
数年前にカタログ落ちしてしまいましたが、パタゴニアの定番スノージャケット。
GORE-TEX 2Lで、メッシュぽい裏地がつけられたシェルジャケット。
※年式によってはGORE-TEX 2L+中綿やH2Noのこともあるようです。
HELI ALPINEジャケットの後釜候補で、Sサイズを中古購入。
174cm/67kgでジャスト、HELI ALPINEやReconnaissanceよりは少しタイトかな。
ジャケット性能
硬めの生地感、同じGORE-TEXでもC-KNITのALPINEとは結構違う。硬いと言っても、動きにくいということはなく、むしろ心強い感じがします。
シュッとしたシルエットなので、言われなければスノーウェアという感じはしません。街中で着ていても違和感なし。
GORE-TEXなので、防風防水&透湿性は問題なし。1日で手放してしまったので、防風性能以外ははっきりわかりませんが。
両脇大きく開くベンチレーションがあり調整もバッチリ!なのですが、ジッパーが固いのが難点。ジッパータブも簡易なものなのでグローブしながら捕まえられない。HELI ALPINEなら滑りながらでも開閉できますが、リフト上か立ち止まって覗き込んでジッパータブを見つけないと開閉できないんですよね。
中綿なしのシェルですが、裏地のせいか重く890g。他の3Lシェルジャケットは500~700g、中綿有で1サイズ近く大きいマルーンで1076gなのでその中間。
ポケットやパウダーガード・リストゲーター
左右ハンドポケット、左胸ポケット、左胸の内ポケット、右内のメッシュポケット、左腕パスポケットと6つのポケット。
収納力は十分。リコネッサンスの胸ポケットは大きすぎ&フルジップなのが使いにくさになっていましたが、こちらはオーソドックスな胸ポケットなので使い勝手はよし。
ただ、ポケットもジッパーが硬いんですよね。止水ジッパーにしても硬すぎ。
パウダーガードは有り、リストゲーターはなし。
袖口のベルクロが短いのは、同じPatagoniaのリコネッサンスと同様。
総評
お気に入り度:★★★★★★☆☆☆☆ (6/10)
シュッとしたシルエットは気に入ったのですが、ジッパーの硬さとリストゲーターの無さが気になり、1日使ってリリースとなりました。
トータルでの性能は悪くないのですが、HELI ALPINEと比べるとなかなか厳しくなってしまいます。