2017スキー試乗記 ReIsm WOLF
ReIsm WOLF (167/R19.7/121-81-105)
トップ側はほぼ真っ白だけど、テールに狼さんがプリントされている。
手に持つとずいぶん軽い。
WOLFってReIsmでは高速系の位置付けじゃなかったっけ?
スケーティングでは軽すぎて頼りない印象。
滑り出して速度が上がると、独特のエッジ感と尖った面が顔を出す。
頼りになるとは違う、研ぎ澄まされたスリリングな速さ。
ロードバイクで剥き出しの体で50-60km/h出したときのような
安定感はあるが危うさもある感覚。
似た板が思い浮かばない、こういう乗り味は初めて。
小回りも普通にできるけど、
独特のエッジ感のせいか左右が同調しないことがある。
一癖も二癖もある板。
ネーミングに納得、これは孤高のウルフですわ。
欲しい!と思ったが、所持すると慣れて感じなくなりそうな気もする。
板だけで12万円というお値段に見合わないトップシートの安っぽさもマイナス。