2020スキー試乗記 SALOMON S/FORCE 11 (170) (1回目)
SALOMON S/FORCE 11 (170/R15/128-80-112)
流行りのちょい太な整地板、
このコンセプトの中では一番太いんじゃないかな。
一言で言うとマイルド&スムーズ。
切替の反応は太さなりなんだけど、
ゆったり乗ろうという気にさせる乗り味で鈍いという印象にはならない、
「穏やか」という表現があっているかもしれない。
で、ターンに入ると意外と深い弧を描ける。
速度上げてもついて不安にならない安定感もちゃんとある。
荒れたところで雪面からのノイズをあまり感じない、これまた「穏やか」な印象。
昨年のS/MAXから感じるようになった滑らかさがちゃんと受け継がれている。
いいなあ、これ。
これまで乗ったちょい太整地板で1番の完成度だと思う。
サロモンは基礎系のS/MAXもセンター72~73mmと太めだし、
整地寄りオールマウンテンのXDRも80TIと細めのモデルもあるので、
どう棲み分けるんだろう、と疑問だった。
S/MAXのしっかりさと滑らかさ、XDRの操作性とコンディション対応幅、
それぞれのいいところを喧嘩させずに、上手くブレンドして作り上げられています。
サロモンのコンセプトをきちんと形にする開発力と、
連続性があって外さないラインナップは本当に見事としか言いようがない。
Comment
XDRに乗っています。
参考になりました。
ありがとうございます。