2019スキー試乗記 BLUEMORIS RAPTOR (171)
BLUEMORIS RAPTOR (171/R18.6/165-125-150)
ラプター=猛禽類、そしてステルス戦闘機。
171cm短めのレングスにセンター125m、
角ばった165mmの極太トップに、左右非対称のテール形状。
デザインも相まって異形の佇まい。
まさに猛禽、バビル二世の怪鳥ロプロスを思い出した。
テール形状は昔フィッシャーが出したラダークと同じかな。
左右入れ替えてもOKらしいけど、短い方を内にしたほうがしっくり来た。
ぶっといので当然ながら反応は鈍いけど、
左右の足で踏み換えるように乗るといい感じで回ってくれる。
荒れてきた春の腐れ雪をうまく捌いてくれる。
飛ばす板じゃないけど、大回りもいける。
浮力は間違いないしゲレンデもそれなりに楽しい。
ほかにはないオンリーワンな板、面白い!!
あえて比較するなら、これまた面白板のLINE SAKANA&PESCADO、
残念ながら滑走しての気持ちよさでは敵わない。
ワクワクする斬新なアイデアを形にしてしまうブルーモリス、
ものすごく面白いブランドだと思う。
これでKEI-SKIのような滑らかさ・撓みの絶妙さか、
ベクターグライドのようなキレっぷりが加わればブレイクしそう。