2017スキー試乗記 HEAD i.SUPERSHAPE SPEED
HEAD i.SUPERSHAPE SPEED (163/R12.7/123-68-103)
所持板の後継機。
名前は変わっていないけど、i.SUPERSHAPEシリーズはフルモデルチェンジらしい。
グラフィンという素材を入れることで軽くなったとのこと。
確かに持っても履いても軽くなった。
K2やFISCHERのように極端に軽いわけではなく、SALOMON X-MAXと同じくらいかな。
ヘッドは地味だけど格好つけないデザインだから格好悪くない。
来期モデルはワンポイントのバランスがよくて好み。
今期までのモデルは反応のキビキビ感が際だっていたけど、
それよりエッジグリップは少し強く、フレックスと返りは弱く、
切替えの反応は穏やかになった。
キビキビ感が薄れたのでちょっと太くなった?と
カタログを見ると、Top7mm/Center2mm/Tail6mmアップしている。
エッジグリップが少し強くなったと書いたけど、強くなったと言うより、
スキー板全体でははなく、エッジだけで捉えているようなアンバランスな感じ。
テンポよく小回りしていると調子いいけど、リズムを変化させようとすると違和感。
前モデルのつもりで乗ったからかもしれないけど、
テール側のエッジのひっかかりを感じることがある。
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悪雪での神経質さは薄くなったし、軽さと相まって
扱いやすく疲れにくくはなったかも。
乗り位置もこれまでより後ろよりかな。
全体的に角がとれて汎用性はあがったけど、
軽量化に伴いバランスが崩れてしまったのと、
「スピードらしさ」が薄れつまらない板になったように感じた。