2018スキー試乗記 KEI-SKI EZO 85 PowerFlex (170) (1回目)
KEI-SKI EZO 85 PowerFlex (170/R17/125-85-110)
試乗用ではなくメーカーの方が開発用に履いていたテストスキー。
EZO83の感想を聞かれて「素直でいいけど面白みがない」と答えたら、
これとかどうかなあ？と後ろから出してきたのがこれ。
ソールサイズがあったので特別に乗ってもいいよ、とのこと。
持つと「軽っ！」驚きの軽さ。
TOPにKOMORIとあるから、
あの方が元KAZAMAでKEI-SKIを立ち上げた小森さんなのかな。
ほぼ来期ニューモデルのEZO85らしい。
テストスキーの方がデザイン好みかも(笑；
リフトまでの移動で足元から伝わる感触が心地いい、
やばい、これはかなり相性がいいヤツだ。
いなし系でボコボコに荒れたところをヒラリヒラリと舞っていく。
KEI-SKIらしくエッジの滑らかな感触と綺麗な撓み、いいわ～。
大回りでもきれいにたわんで回ってくれる。
エッジグリップもフレックスも強くはないけど、頼りないとは感じない。
穏やかで自然な走りで乗り手にシンクロする一体感。
一昨年のSTOCKLI LASER SCの気持ちよすぎて気持ち悪い感触を思い出した。
基本的な性格はEZO83と変わらないけど、こっちのほうが断然気持ちいい♪
この充実感なら板のみ10万くらい納得して出せる。
好みの乗り味にセンター幅・長さ・軽さ・方向性、
RTM77の後釜として求めていたものに完全一致。
自分のために作ってくれたんじゃないかと思うくらい。
直前までBRAHMAで決まったと思っていたけど、ここまでハマると敵わない。
ほぼ決まり。展示会で見てデザインが受け付けないとかでなければ確定。
ま、KEI-SKIならオプションの別グラもありそうだし。
EZO83イマイチの感想から、
ソールサイズ一致で開発用スキーに試乗させてもらい一瞬でビビッ！！と来た。
意外な板との出会いこそ試乗会の醍醐味だけど、こんなことあるんだ。
運命を感じてしまった。
